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難聴対策・難聴解消

私たちは普段何気なく音を聞いていますが、音は目に見えないのになぜ聞こえてくる方向がわかるのでしょうか?

それは、私たちの脳がとても複雑な処理を無意識に行って、音が聞こえてくる方向や距離を認識しているからです。

音は、まず耳介(じかい)と言う部分、つまり皆さんが耳と呼んでいる部分で集められます。

耳の穴のまわりに広がり、溝や凹凸のある少し複雑な形をしたこの部分は集音器の役割を果たすと共に、集めた音を共鳴・増幅させる働きをしているのです。

そうして集められた音は、空気の振動となって耳の穴の奥にある鼓膜へと伝わり、小耳骨と呼ばれる3つの小さな骨を振動させ、やがて聴覚神経を経て脳に伝わります。

さてここで、脳は聞こえてきた音の情報を処理します。

左右の耳に届いた音の大きさの違いや、音が届いた僅かな時間差を読み取り、音の聞こえてきた方向を判断します。

そして音が耳介の凹凸に当たることによって生まれた僅かな反響の違いを読み取り、音源までの距離や方向を判断しているのです。

このような働きをしている脳もすごいですが、それも耳介が集めてくれた情報があってこそ。

耳介はとても大切な部分だったんですね。